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DON'T LET THE SUN
CATUCH YOU CRYING
Laurie LLP2024 ( mono)
Laurie SLP2024 ( stereo)
June 1964
レア度 : ☆(ステレオ盤は☆☆☆)
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side A Don't let the sun catch you crying I'm the one Away from
you Jambalaya Maybellene You'll never walk alone |
side B How do you do it? You're the reason Don't you ever Summertime Slow
down Show me that you care
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ジェリーとペイスメーカーズのアメリカでのデビューアルバムは、シングル発売されていた6曲(A面4曲、B面2曲)にイギリスでのデビュー盤からの6曲をプラスした編集盤で、7月11日にアルバム・チャートに初登場し、29位まであがるヒットとなった。ステレオ盤は擬似ステレオで珍しく「Electrically rechanneled for stereo」と正直に(?)明記してある。
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SECOND
ALBUM
Laurie LLP2027( mono)
Laurie SLP2027( stereo)
Oct. 1964
レア度 : ☆(ステレオ盤は☆☆)
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side A
I like it
A shot of rhythm and
blues
Where have you been?
Here's hoping
Pretend
The wrong yo-yo
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side B Chills You can't fool me It's
happened to me It's all right Slow down Jambalaya
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シングル「アイ・ライク・イット」のヒットに便乗してローリー・レコードは2枚目のアルバムのリリースに取り掛かった。このアルバムはアメリカでのシングルのA面曲1曲とB面曲2曲に、イギリスでのファースト・アルバムからの9曲を加えた12曲で構成されていた。「ジャンバラヤ」「スロー・ダウン」の2曲はファースト・アルバムとダブって収録されている。なおステレオ盤はモノラル・バージョンを電気的に処理した疑似ステレオ。
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I'LL BE THERE !
Laurie LLP2030 (mono)
Laurie SLP2030( stereo)
Jan. 1965
レア度 : ☆(ステレオ盤は☆☆) |
side A I'll be there What'd I say Rip it
up You win again You you you Now I'm alone |
side B My babe Reelin' and rockin' I
count the tears Whole lotta shakin' goin' on It'll be me Skinny Minnie
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アメリカで3枚目のアルバムは発売時点では、「ユー・ユー・ユー」以外の全曲がイギリスでは未発表という貴重な内容。12月に発売されていた2曲を除く10曲のほとんどがつい最近まで、このアルバムとカナダ盤「セカンド・アルバム」イギリス盤EP「リップ・イット・アップ」でしか聴くことのできなかったレアな音源だった。(現在はドイツ盤のCDで聴くことができる。CDの項参照。)この10曲は9月末に行われた、アビー・ロード・スタジオでの「いつでも君と(アイル・ビーゼア)」のセッションで録音された。このアルバムは翌月にサントラ盤アルバムがリリースされたことが影響して、ヒットにはいたらなかった。2002年に東芝EMIがCD化しかけたが、直前になってキャンセルされた。 |
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FERRY ACROSS THE MERSEY
United Artists UAL3387 (mono)
United Artists UAS6387 (stereo)
Feb. 1965
レア度 : ☆(レコードクラブ盤は☆☆☆) |
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side A Ferry cross the Mersey It's gonna be all
right Why oh why I gotta woman * Fall in love
Think about love
* The Black Knights |
side B This thing called love Baby you're so
good to me I'll wait for you Shake a tail feather * She's the only girl
for me Why don't you love me? **
* Earl Royce & the Olympics
** The Blackwells
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イギリスより1ヶ月後れでリリースされた映画「マージー河のフェリー・ボート」のサントラ盤はジャケットも選曲も違う内容で、映画配給元のユナイテッド・アーティスツからリリースされた。このアルバムのモノラル盤はステレオ盤をトラックダウンしたもので同じバージョンが収録されている。このアルバムはアルバム・チャートで13位にランクされ、アルバムとしてはアメリカで最大のヒットになった。また著作権の関係でフォアモースト、ジョージ・マーティン楽団、シラ・ブラックの曲に変わり、映画には出演したリヴァプール出身のバンドによる曲が収録されている。このアルバムにはキャピトル・レコード・クラブが通販用に使用した別ジャケットが存在する。 |
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GREATEST
HITS
Laurie LLP2031 (mono)
Laurie SLP2031 (stereo)
April 1965
レア度 : ☆(ステレオ盤は☆☆) |
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side A Ferry cross the Mersey How do you do it? I'm
the one My babe Away from you
I'll be there
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side B It's gonna be all right Pretend I like
it Chills It'll be me
Don't let the sun catch you crying
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アメリカで5枚目のアルバムは(おそらく)世界で初めてのジェリーとペイスメーカーズのベスト盤だった。アメリカでヒットした曲を中心にした選曲のため「ユール・ネバー・ウォーク・アロン」が収録されていないかわりに「イットル・ビー・ミー」が収録されていたりと今となってはマニアックな選曲になっている。このアルバムもステレオ盤は疑似ステレオだった。インナースリーブにはローリーの看板スターであるディオンの広告がカラーで印刷されている。 |
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GIRL ON A SWING
Laurie LLP2037 (mono)
Laurie SLP2037 (stereo)
Nov. 1966
レア度 :☆ ☆(ステレオ盤は☆☆☆) |
side A Girl on a swing The way you look
tonight Guantanamera Pretty framingo At the end of the
rainbow Looking for my life |
side A Girl on a swing The way you look
tonight Guantanamera Pretty framingo At the end of the
rainbow Looking for my life |
このアルバムはタイトル曲のシングル・ヒットを受けて、急遽ローリー・レコードに依頼されて録音した10曲から8曲(残りの2曲はカナダ盤「トゥデイ」に収録されている。)とシングル発売されていた4曲で構成されたもの。収録曲のうちシングル曲以外はすべてカバーで、ジェリーのオリジナル曲は1曲も含まれていない。このアルバムでは初めて女声コーラスを起用したり、セッション・ミュージシャンを迎えてレコーディングをするなどして新しいサウンドを追求している。このアルバムからはビート・グループとしてのジェリーとペイスメーカーズの姿はもううかがえない。ここに収められた新曲は8月から9月にかけて録音された。また、このセッションで収録された10曲は、ほとんどが一度も再発売されていないので、ペイスメーカーズの音源の中でも、もっともレアなものになっている。ステレオとモノ盤では「プレジャー・マシン」のミックスが異なる。プロデュースはロン・リチャーズ。 |
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