JPN 45s |
a) 恋のテクニック(ハウ・ドゥ・ユウ・ドゥ・イット)
b) 太陽は涙が嫌いDon't let the sun catch you crying
東芝音楽工業 Odeon OR-1141 : Oct.15 1964
|
|
|
|
ジェリーとペイスメーカーズの日本での本格的なデビュー盤であるこのシングルは、アメリカでのトップ・テン・ヒットをカップリングしたもので、当時の日本ではこのようにヒット曲をカップリングすることが多く、グループの代表曲がB面に収録されてしまっているということがよくあった。解説は木崎義二氏によるチャート・データを中心としたもの。このシングルは当時ヒットしたということを聞いたことがあるが、中古盤市場にはなかなか出回らず、今となってはオークションなどでしか入手する方法はない。解説 : 木崎義二、価格 : 330円。
レア度 : ☆☆☆
|
|
a) いつでも君と(アイル・ビー・ゼア)
b) ユー・ユー・ユー
東芝音楽工業 Odeon OR-1206 : Mar. 15 1965 |
|
|
日本でのセカンド・シングルはアメリカでヒットしていた「いつでも君と」をそのままのカップリングで発売したもので、イギリス盤と同時期に発売される形になった。このシングルも今ではレア・アイテムとなっている。
A面はレアなモノ・ミックス。日本ではほとんどヒットせず。価格 :330円、解説 : 木崎義二
【追加情報】
I'll Be There はモノラル・バージョン2(米シングルと同じ)なんですが、そこで一つの謎が発生します。じつは、マトリックス・ナンバーが、A面:XAX-2740-5 B面:XAX-2740-4となっていてます。つまり、カナダのsecondから、日本独自にシングルカットされたようになっているんです。ところが、実際に収録されているのはモノラル・バージョン2です。(追加情報&画像提供 MERSEY様)
【追加情報2】
私もようやくゲットしました!しかし残念なことに非常に音質が悪いです。全体的にこもった音になっており、CDに収録されていた擬似ステレオの素材をモノラルで収録したものより音質は悪いです。やはり当時はマスター・テープを取り寄せずにレコードを作っていたのではないでしょうか?日本盤のレコードには音質は期待しないほうがいいということでしょう。レア度
: ☆☆☆
|
|
a) マージー河のフェリー・ボート Ferry cross the Mersey
b) イッツ・ゴナ・ビー・オール・ライト
東芝音楽工業 Odeon OR-1238 : Apr.15 1965 |
|
|
東芝からのサード・シングルは再びヒット曲をカップリングしたもので、前作からわずか1ヶ月の間隔しかおかずに発売された。このシングルはジェリーとペイスメーカーズにとって日本での最大のヒットとなり、彼らの代表曲となった。解説は高崎一郎氏によるもので、大半が映画に関する解説になっているが、この映画は結局日本では公開されなかった。両面ともオリジナル・モノラル・バージョンで収録されている。このシングルはよく売れたので、彼らの日本盤レコードの中では入手しやすい部類に入る。価格
: 330円、解説 : 高崎一郎。
レア度 : ☆☆
|
|
|
a) 恋は美しく She's the only girl for me
b) アイル・ウェイト・フォーユー
東芝音楽工業 Odeon OR-1278 : June 15 1965 |
|
|
ペイスメーカーズにとって初めての日本オリジナル編集のシングルで、映画のサウンドトラック盤ということで発売されていた。この時点ではサントラ盤のアルバムは発売されていなかったので、シングル・カットではなくアルバムからの先行発売という形になっている。解説は橘忍氏によるもので、映画のことやペイスメーカーズの歴史とパーソナル・データで構成されている。このシングルはほとんど売れなかったようで、彼らのシングルの中ではもっともレアなものになっている。スリーブの裏面には当時東芝音工が行っていた「ビートルズに続くリヴァプールのエースは誰か?」と題した人気投票の応募用紙が印刷されている。価格
: 370円、解説 : 橘忍。レア度 : ☆☆☆
|
|
a) ユール・ネバー・ウォーク・アロン
b) プリテンド
東芝音楽工業 Odeon OR-1301 : Aug.5 1965 |
|
|
日本でのラスト・シングルはファースト・アルバムからのシングルカットで、日本独自のカップリングだった。アメリカでのヒットに乗じて発売されたようだ。解説は橘忍氏によるものだが、「恋は美しく」のライナーとほとんど同じ内容。このシングルもスリーブの裏面に人気投票の投票券が印刷されている。「恋は美しく」と同じくこのシングルも非常に珍しい。
価格 : 370円。レア度 : ☆☆☆
|
|
JPN EPs |
a) マージー河のフェリー・ボート〜Ferry cross the Mersey
いつでも君と〜I'll be there
b) スロー・ダウン、プリテンド
東芝音楽工業 Odeon OP-4076:Oct.15 1965 |
|
|
ジェリーとペイスメーカーズの日本で唯一のEPは、同時に日本で最後の単体としてのレコードとなった。解説は片桐和子氏によるもので、やはりペイスメーカーズの経歴とパーソナル・データによって構成されている。「いつでも君と」以外はすべてリアル・ステレオで収録。当時はこのような4曲入りのレコード(コンパクト盤と呼ばれていた)がよく売れていたようで、このコンパクト盤もペイスメーカーズの日本盤レコードの中では、一番簡単に入手できる。
価格 : 400円。
レア度 : ☆☆ |
|
|
|
|