|
HOW DO YOU LIKE IT ?
Columbia 33SX1546 (mono)
Columbia SCX3492 (stereo)
Oct.1963
お勧め度 : ☆☆
レア度 : ☆☆
|
|
|
side A A shot of rhythm and blues Jambalaya Where have you been ? Here's
hoping Pretend Maybellene You'll never walk alone |
side B The wrong yo-yo You're the reason Chills You can't fool me Don't you
ever ? Summertime Slow down
|
ジェリーとペイスメーカーズのデビューアルバムは、8月から9月にかけて短時間で録音した曲を収録しており、そのほとんどがデビュー前にステージで演奏していたカントリーやロックン・ロールのカバーだった。オリジナル曲は1曲しかなく、その後のオリジナル志向を考えると意外な気もするが、この時点でジェリーの作曲のペースは非常に遅かったのであろう。デビュー以前のジェリーたちのステージの雰囲気がうかがえるという点では貴重なアルバムで、彼らの音楽のルーツがカントリーにある事がよく分かる。サード・シングルの「ユール・ネバー・ウォーク・アロン」をフィーチャーしたこのアルバムはシングルと同じく飛ぶように売れたが、ヒット・チャートでは2位どまりだった。というのもこの年の全英アルバム・チャートの1位はビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」と「ウィズ・ザ・ビートルズ」が独占し、他の追随を許さぬ状況にあったのである。またこのアルバムは64年に通販専門レーベルのリーガルから「ユール・ネバー・ウォーク・アロン」のタイトルでジャケットを差し替えてリイシューされ、67年にも同様に廉価版レーベルのミュージック・フォー・プレジャーから、これも「ユール・ネバー・ウォーク・アロン」のタイトルでジャケットを差し替えてリイシューされた。初版はレアーだが、何度も再版されているので入手は容易である。
|
|
|
GERRY AND THE PACEMAKERS
In FERRY CROSS THE MERSEY
Columbia 33SX1693 (mono)
Columbia SCX3544 (stereo)
Feb.1965
お勧め度 : ☆☆☆
レア度 : ☆☆
|
|
|
sideA
It's gonna be all right Why oh why Fall in love Think about love I
love you too* All quiet on the Mersey side**
( * byTHE FOURMOST,
** by GEORGE MARTIN ORCHESTORA ) |
sideB
This thing called love
Baby you're so good to me
I'll wait for
you
She's the only girl for me
Is it love? *
Ferry cross the
Mersey
(* by CILLA BLACK) |
同名主演映画のオリジナル・サントラ盤。当時ビートグループ全盛とは言え、主演映画を取っているのはビートルズ、デイブ・クラーク・ファイヴ、ハーマンズ・ハーミッツ、そしてジェリーとペイスメーカーズだけであると言う事実が当時の彼らの人気のほどを物語っている。なぜかこのアルバムはライブEPと同時に発売された。収録されている12曲のうち9曲を演奏しているが、それらはすべてジェリーのオリジナル曲という当時としては画期的なアルバムだった。ジェリーはこの9曲を8日で書いたという伝説も生まれた。It's gonna be all right,This thing called love, Ferry cross
the Merseyの3曲はステレオ盤とモノラル盤ではミックスが異なるので要チェック。イギリスEMIがリリースした紙ジャケットのCDで手軽に聞き比べが出来るようになった。映画のヒットに乗じて、このアルバムもチャートの13位にランクされるヒットとなった。収録曲はすべて1964年5月に録音されている。この映画は世界中のどこでも公式にはビデオ化されておらず、幻の映画となっている。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|