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ザ・ゾンビーズ / THE ZOMBIES     
   
   
     
    UK 45s   
 
 

 
a) She's Not There
b) You Make Me Feel Good

Decca F11940, 24
July 1964
 デビュー・シングルにしてイギリスでの最大のヒット。A面はアージェント作のジャズのエッセンスが強いおしゃれなメロディーと、ブランストーンの繊細なボーカルがマッチした名曲。B面はホワイト作のキャッチーなポップ・ナンバー。11週チャートにランクされ12位まで上昇するヒットを記録した。
a) Leave Me Be
b) Woman

Decca F12004, 16 Oct. 1964
 A面はホワイトによるポップ・バラード。なかなかの名曲だが、前作のようなインパクトには欠ける。B面はアージェントによるアップ・テンポの
ギター・リフが印象的なポップナンバー。このシングルはヒットせず。
a) Tell Her No
b) What More Can I Do

Decca F12072, 29 Jan.1965
 3枚目のシングルはA面がアージェント、B面がホワイトの作品。A面はビート・グループ史上屈指の名曲といっても過言ではない傑作。これほどおしゃれな曲を作るビート・グループはほかにはいなかった。さびの部分で転調するあたりは最高。B面は彼らにしてはワイルドなアップテンポのナンバー。5週チャートにランクされ、42位のスマッシュヒット。そしてなんとこれがイギリスで最後のヒットとなる。なぜかイギリスでは評価が低い。
a) She's Coming Home
b) I Must Move

Decca F12125, 9 Apr.1965

 A面はアージェントによるナンバーで、これまでのシングルとは違ったダイナミックな作風。B面はホワイトによるほのぼのとしたポップ・バラード。両曲ともクオリティは高いが、ヒットせずに終わった。
a) Whenever You're Ready
b) I Love You

Decca F12225, 3 Sep.1965 
 今回も
A面はアージェントの作。ハイハットの刻むリズムが印象的な、ポップ・バラード。B面はホワイトの作品で、後に日本ではカーナビーツがカバーしてヒットした。
a) Is This The Dream
b) Don't Go Away

Decca F12296, 26 Nov.1965

 A面はアージェントの作品で、それまでとは趣向を変えた明るいポップ・ナンバーになっている。B面はホワイトの作品で、相変わらずやさしいメロディーのポップ・バラード・ナンバー。
a) Remember You
b) Just Out Of Reach

Decca F12322, 21 Jan.1966 
 久々にホワイトの作品がA面になった。3拍子のメロディが印象的なホワイトらしいのんびりした感じのナンバーだが、A面いは弱い。B面はヴォーカルのブランストーンの作品。どことなく「I Love You」的なアップテンポのポップに仕上がっている。
a) Indication
b) How Were We Before

Decca F12426, 17 June1966
 A面はアージェントの作品で、力強いポップ・ナンバー。ちょっと時代を先取りしすぎたか? ヒットする要素は多い曲だと思うのだがヒットせず。B面はブランストーン作のバラード。ブランストーンの曲もなかなか叙情的ですばらしい。このあたりでブランストーンも作品を書くようになり、アージェント、ホワイトとの確執が芽生えたようである。
a) Gotta Get A Hold Of Myself
b) The Way I Feel Inside

Decca F12495, 23 Sep.1966
 これまでのオリジナル路線を変更し「The Game Of Love」などで有名なクリント・バラッド・ジュニアの作品をA面に持ってきたがヒットせず。B面は1965年にアージェントが書き、録音されていたがお蔵入りになっていた曲。ほとんどアカペラで後半にオルガンが入っただけのバラード。しかし名曲である。
a) Goin' Out Of My Head
b) She Does Everything For Me

Decca F12584, 17 Mar.1967
 これまたオリジナルではなく、テディ・ランダッゾの作品。イギリスではシラ・ブラックなどもレコーディングしている。カバー路線に不満を抱いたメンバーはDECCAとの契約を延長せずにCBSへの移籍を決意する。 
a) Friend's Of Mine
b) Beechwood Park

CBS 2690, 23 Oct.1967
 CBS移籍第一弾は両面ともホワイトのペンによる作品。A面は再出発するにふさわしい明るいポップナンバーだがヒットせず。B面はどこかミステリアスなムードのあるバラード。これまた名曲だが・・・。
a) Care Of Cell 44
b) Maybe After He's Gone

CBS 3087, 24 Nov.1967
 A面は「ODESSEY AND ORACLE」のオープニングナンバーにもなった、アージェントによるポップ・ナンバー。B面はホワイトによるギターが印象的なフォーク・ロック風のバラード。ビーチボーイズのLP「ペットサウンズ」を思わせるコーラスがすばらしい。 
a) Time Of The Season
b) I'll Call You Mine

CBS 3380, 5 Apr.1968
 A面はアージェントによるポップ・バラードの傑作。これぞサイケデリックといったアレンジもすばらしい名曲だが、イギリスではなぜかヒットせず。プロモーションに力を入れていなかったとしか思えない。B面はホワイトによる明るいポップ・ナンバー。この曲もクオリティは高い。 
a) Imagine The Swan
b) Comversation off Flaral Street

CBS 4242, Apr.1969
 両面ともアージェントとホワイトの共作。A面はちょっととらえどころのない感じのポップ・ナンバー。B面は前衛的なインスト・ナンバーである。このシングルを最後にザ・ゾンビーズは解散する。
 
   
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