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ザ・マージービーツ / THE MERSEYBEATS 
 
   ディスコグラフィー
 
 メンバー   
 トニー・クレイン TONY CRANE (vo,g)     ビリー・キンズリー BILLY KINSLEY (vo,b)

1945年4月17日、リヴァプール・アンフィールド出身。
本名はアンソニー・クレイン。
キンズリーとともにザ・マージービーツの母体となる「ザ・メイベリックス(一時「ザ・パシフィックスに改名)」を結成。マージービーツ解散後は、キンズリーとザ・マージーズを結成。現在もキンズリーと新メンバーを加えてザ・マージービーツをして活動している。

  1946年11月28日、リヴァプール・アンフィールド出身。
本名はウィリアムス・エリス・キンズリー。
クレインとともにバンドの創始者であるが、1964年3月に一時脱退してザ・キンズリーズを結成。しかし上手くいかずその年末にはザ・マージービーツに復帰している。
 アーロン・ウィリアムス AARON WILLIAMS (g)    ジョン・バンクス JOHN BANKS (dr) 
1942年6月23日、リバプール出身。
 

1943年9月23日、リバプール出身。マージービーツ解散後は、ジョニー・ガスタフソンとジョン&ジョニーを結成した。1988年4月20日に逝去。

 ジョニー・ガスタフソン JOHNNY GUSTAFSON (b)     ボブ・ガーナー BOB GARNER (b)
 1942年8月8日リバプール出身。リヴァプールの人気トリオ、ザ・ビッグ・スリーから、キンズリーが脱退した後、短期間ボブ・ガーナー(後にクリエイショに参加)の後釜としてザ・マージービーツに参加。残っている映像に登場するのはガスタフソン在籍時のものがほとんど。キンズリー復帰とともに脱退している。脱退後はエピソード・シックス、クウォーターマス、ロキシーミュージックなどに参加した。    1946年5月15日ランカシャー・ワーリントン出身。 キンズリー脱退後にトニー・シェリダンのバックバンドから加入したが短期間で脱退。ザ・クリエイションに参加した。

 現在でもザ・マージービーツとして活躍しているクレーンとキンズリーは、ザ・メイベリックス、ザ・パシフィックスなどのバンドで活動。ウイリアムスとバンクスが加入した際に、ザ・マージービーツに改名する(キャバーンのDJボブ・ウーラーが命名したといわれている)。オリオール・レコードが企画した「THIS IS MERSEYBEAT」に「Our Day Will Come」で参加してレコードデビュー。その後、1963年8月にフォンタナ・レコードと契約して正式にデビュー。デビュー・シングルの「It's Love Really Counts」は24位のスマッシュヒットにとどまったが、2枚目の「I Think Of You」は5位の大ヒットとなる。

 彼らの演奏は荒々しいものが多いマージー・ビートにおいては異色で、クールで非常にソフィストケイテッドされたサウンドが特徴。さらにはフリルのついたボレロシャツを着てみたり、王子様のような衣装を着てみたりと、元祖ビジュアル系といいたくなるようなビジュアル戦略で、人気を獲得した。

 順調に活動していたが、1964年3月にビリー・キンズリーが脱退。変わりにボブ・ガーナーが参加するが、すぐにザ・ビッグ・スリーのジョン・ガスタフソンが加入している。新メンバーになってから、「Don't Turn Around」が13位、ダスティ・スプリングフィールドと競作になった「Wihin' And Hopin'」も13位のヒットを記録。次の「Last Night」はチャート入りを逃したが、この時期に唯一のアルバム「THE MERSEYBEATS」えをリリースしている。

 1964年12月にはキンズリーが復帰して、ガスタフソンが脱退。オリジナル・メンバーに戻ったザ・マージービーツだが、「Don't Let Happen To Us」「I Love you, Yes I Do」「I Stand Accused」をリリースするが、「I Love you, Yes I Do」がかろうじて26位のスマッシュヒットを記録した意外は不発におわり、1966年にはついに解散している。

 解散後はクレインとキンズリーがザ・マージーズを結成。ザ・フーのマネージャーであるキット・ランバート、クリス・スタンプのマネーメントで活動を続け、ピート・タウンゼント作の「Sorrow」が4位の大ヒット。続いてザ・フーの「So Sad About Us」などをリリースするが、ひっとにはいたらず1968年いついに解散。その後、クレインとキンズリーは別々に活動を続けたが、1993年にクレインとキンズリーは新メンバーを加えた5人でザ・マージービーツを再結成。現在も精力的に活動を続けているようだ。

公式サイト
http://www.themerseybeats.co.uk/

 
 
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