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ザ・ホリーズ / THE HOLLIES 
 
   ディスコグラフィー
 
 メンバー   
 アラン・クラーク Allan Clarke (vo)     グラハム・ナッシュ Graham Nash (g,vo)

 ザ・ホリーズのリード・ボーカリストで、42年4月15日マンチェスターの出身。グラハム・ナッシュとは同級生でふたりでトゥー・ティーンズなるコーラス・デュオをへてホリーズの母体となるデルタスを結成。粘着質のボーカルが印象的で、歌唱力はビート・グループのボーカリストの中でもピカイチである。約1年間('72年)グループを離れたことはあるものの、結成以来ホリーズを支えつづけたリーダー的存在であった。

 

1942年2月2日マンチェスター生まれで、ザ・ホリーズのリズム・ギターを担当。やや風変わりな声質を持っているが、クラークとのコーラスは絶妙であった。また、ヴォックス、ダンエレクトロなどのビンテージ・ギターを好んで使うなど、グループのビジュアル的部分に非常に気を使っていたようだ。'68年のアルバム「ホリーズ・シング・ディラン」の製作をめぐって、メンバーと対立しグループを脱退。渡米してクロスビー、スティルス&ナッシュを結成している。

 トニー・ヒックス Tony Hicks (g,vo)    エリック・ヘイドック Eric Haydock (b,vo) 

'43年12月16日マンチェスター生まれ。ザ・ドルフィンズなるグループで活動していたが、メンバーの抜けたデルタスに加入。これを機にデルタスはホリーズに改名した。ホリーズではリード・ギターとコーラスを担当。アルバムではリードボーカルを担当したこともある。一度もホリーズを抜けることなく活動を続けた中心メンバーである。

 

'43年2月3日マンチェスター生まれ。ザ・デルタスからのメンバーでベース・ギターを担当した。ボビー・エリオットとのコンビネーションは絶妙で、初期のホリーズのサウンドを活力に満ちたものにしている。生抜きのメンバーであったが、自分のバンド(ヘイドックズ・ロックハウス)を結成するために'66年に脱退。80年代の再結成の際には顔を出している。

 ボビー・エリオット Bobby Elliiott (dr,vo)    バーニー・カルヴァートBernie Caivert (b,vo)
 '42年12月8日マンチェスター生まれ。初代ドラマーのドン・ラズボーンの抜けた穴を埋めるために、ドルフィンズ時代の同僚であったトニー・ヒックスの誘いでシェーン・フェントン&フェントーンズから移籍してきた。彼のドラムについては語られる機会が少ないが、筆者はキーズ・ムーンに遜色ないドラマーであると認識している。ホリーズ加入後は一度も脱退することなく、ホリーズを支えている。  

'43年9月16日マンチェスター生まれ。元ドルフィンズのメンバーでヘイドック脱退時に、これまたヒックスの誘いで'66年にホリーズに加入し、「バス・ストップ」のセッションからホリーズのベーシストとなった

 ドン・ラズボーン Don Rathborn (dr,vo)    
 デルタス時代からのオリジナル・メンバーで、'63年夏に音楽的才能に限界を感じて、グループを脱退し、グループのロードマネージャーとなった。サーチンまではラズボーンがドラムを叩いている。


     



 
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