過去ログ名勝負集 「ダラ・シンの迷宮」 パート5

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同一人物再来日説  投稿者:Jumbo Aoki  投稿日:2009年 4月 5日(日)07時50分9秒    編集済
  ヘラクレス・マーシャルヒューズ様の精緻なご分析には、いつも感服しておりますが、こうした鋭いご推論を読ませて頂きますと、軟弱きわまる小生などは、なるほど同一人物説も捨てがたいなあ・・などとまたまた節操もなく思ってしまいます・・。

ようやく「決定的な証拠」となりそうな写真を見つけたかと思いきや、ますます混迷するばかりで、依然、心が揺れ動きますが、「S30年のダラ・シンの映像」と「S42年のダラ・シンの記憶」とのあまりの印象の違いを思いますとき、やはりサーダラ・シンのほかにダラ・シンは二人いたのではないか・・という別人説に現時点では傾かざるを得ず、心の迷いは結局また振り出しに戻ってしまいました・・。
 

「Dara Singh Randhawa」とは誰か?  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月 5日(日)07時37分50秒
  マーシャルヒューズさん、ありがとうございます。

>この一族の著名人の一人としてDara Singhも紹介されています。

これでなぞが解けてきました。
3人が兄弟(もしくは親戚)であれば、全員がRandhawaと呼ばれてもおかしくないと。

私の意見は、やはり30年版、42年版は別人だろうと。しかし、兄弟もしくは、親戚だったのではないだろうかと思います。
また、テーズがランダーワと読んでいたのは日本に来たサーダラだと思います。

で、別人ではないかと思うのは、逆に同人説根拠の「プロ&ボク」インタビューが鍵です。別人説を文章で明記しているのは竹内宏介さんです。67年当時竹内さんはどこにいたか? 詳しい方はお分かりでしょうが、「プロ&ボク」ですね。ここからは、妄想も含まれますが、このインタビュー著名はないのですが、実は竹内さんが行なったのでは? そこで別人と気付いたものの、日プロとの関係で、いかにも同一人物的な記事にしたのではないか? だからこそ、別人説を強く唱えることが出来たんじゃないかと思っています。

まぁ、同一人物の方が、話はすっきりするんですが。
 

「Dara Singh Randhawa」とは誰か?  投稿者:ヘラクレス・マーシャルヒューズ  投稿日:2009年 4月 5日(日)00時28分19秒    編集済
  ミック博士様
「ダラ・シン別人説を追え!(後編)」のアップおつかれさまでした。まだ闇深き迷宮とはいえ、現時点での総括がなされましたね。

僭越ながら私は博士とは違う見方をしています。それはほぼ前回長々と書いた通りですが、最後に博士も問題とされていた、ネット上に見られる「Dara Singh Randhawa」について私見を述べさせていただきます。長ったらしくてややこしい駄文ですがご容赦ください。

私は当初これは英語版Wikipediaあたりを発祥とする誤用かと思っていましたが、そうでもないようです。
英語版Wikipediaには『Randhawa』の項目もあります。英語が不得手な私には難解ですが、これは個人ではなくclan(一族)の名称のようで、この一族の著名人の一人としてDara Singhも紹介されています。

またIMDbの『Dara Singh』の項目では、Birth Name(本名、正式名のような意か)を「Dara Singh Randhawa」としています。つまりレスラー&俳優「通称Dara Singh」の本名は「Dara Singh Randhawa」。そして彼の弟もレスラー&俳優であり、こちらは通称として「Randhawa」を名乗ったのではないかと推測しました。だとすればこれは紛らわしい。様々な混同が生じそうな話です。

つまり現在ネット上で「Dara Singh Randhawa」とされている人物は、「Dara Singh」の通称で米英でも闘った名レスラーで55年来日、その後125本の映画に出演し現在は政治家としても知られている人物ではないかと思います。その弟の「通称Randhawa」は1970年代まではプロレス&映画で兄と共に活動していたが、現在は表舞台から退いている。そう考えるのが、一番無理矛盾が少ないように思えます。

尚、IMDbでは「Dara Singh」のAlternate Names(別名)を「Shri Dara Singh」としています。

後は67年来日のダラ・シンが誰なのかというそもそもの疑問ですが、私は今のところ、周辺事情から同一人物再来日説です。ただ、二度の来日時の写真を見比べても確信は持てません。
一方、博士がアップされた写真から、60年と67年来日のサー・ダラ・シンは同一人物で、aokiさんご紹介の写真のRandhawaとも同一、つまり彼こそが「通称Randhawa」ではないかと思います。
結局登場人物は兄と弟の二人だけで、来日時の発表に誤りなし。海外での情報を合わせて考えても、これが一番矛盾が少ないように思えます。

*文中の「一族」「本名」「別名」等の訳は最適ではないかも知れません。だいたいそれに近いニュアンスとして使っています。
 

3兄弟?  投稿者:Jumbo Aoki  投稿日:2009年 4月 4日(土)19時29分2秒    編集済
  ミック博士様の「現時点の推論」を読ませて頂きました。

やはり、三人は兄弟であったように思います・・。

1.Dara Singh(S30年来日の最強のレスラー)

2.Dara Singh Randhawa(別名:Shri Dara Singh。S42年来日の余り強くないダラ・シン)

3.Randhawa(日本ではサーダラ・シン。 二度来日。 インドでのレスラー名はSaudagar Singhか?)

そして、2番目が、80歳を過ぎても最近まで映画にも出て、俳優としても政治家としても最も有名になった・・というところなのでしょうか・・?
 

夢・幻・理想のプロレス  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月 4日(土)17時34分53秒
  >何故そこまで「ダラ・シン」というリングネームに日本サイドが拘泥したのでしょうか

日本サイドがこだわったのではなく、元々二代目が存在していたということだと思いますよ。
 

夢・幻・理想のプロレス  投稿者:ルター レンジ  投稿日:2009年 4月 4日(土)15時21分8秒
  ダラ・シン別人説だとしたら
何故そこまで「ダラ・シン」というリングネームに日本サイドが拘泥したのでしょうか
理想のプロレスを「ダラ・シン」の世界にみた・・・・・・?
ダラ・シン、エンリキ・トーレスは当時で言えば「二枚目の青春スター」の趣
もう一人、敢えて加えれば、スカイ・ハイ・リー、ドン・レオ・ジョナサンと一緒に来日した時の、ジョニー・バレンド
 

ダラシン別人説を追え!(後編)  投稿者:ミック博士  投稿日:2009年 4月 4日(土)11時27分47秒
  現在時点での推論をアップしました。
aokiさん提供画像のランダワーは、やはりサーダラで間違いないと思います。

ドクター?の件ですが、ハンス・モーター版のドクター?が来日したのは、昭和46年ですが、当時すでにクラップは日本で紹介されていたのでしょうか?

http://www.showapuroresu.com/file/file55.htm