ロサンゼルス地区 パート1
WWA世界ヘビー級選手権 Aタイプ エドワード・カーペンティアがテーズから奪取したベルトをつかってロスに設立されたのがWWA世界タイトルの起源といわれており、元々はAWAと名乗っていたようだ。このタイプのベルトは非常に多く混乱を招く。 |
フレッド・ブラッシー | 力道山 | ザ・デストロイヤー |
WWA世界ヘビー級選手権 B&Cタイプ 64年頃から登場したのがこのベルト。やはり何本か作られていたようで、同時にふたりの世界王者が出現し、ファンを混乱させる元となった因縁のベルトである。Bタイプは革製のベルトが細いが、Cタイプはレリーフをすっぽりと覆うぐらい革のベルトが大きい。 |
ディック・ザ・ブルーザー | ザ・デストロイヤー | ボブ・エリス | ルー・テーズ |
ルーク・グラハム | ペドロ・モラレス | 豊登 |
キム・イル |
WWA世界タッグ選手権
WWAが認定していた世界タッグのベルトだが、WWAがNWAに吸収されてからもアメリカスタッグ選手権のベルトとして使用された。
ペドロ・モラレス&リッキー・ロメロ | カール・フォン・ストロハイム | エル・シェリフ&ハードボイルド・ハガティ |
ゴリラ・モンスーン |
アメリカス・ヘビー級選手権 Aタイプ WWAが崩壊し、ロスの看板タイトルとなったのがこのアメリカスタイトル。当初日本ではNWA認定US選手権と紹介されていた。ベルトデザインはインターナショナル・タッグのものと全く同じ。このタイトルは69年からロス地区の自主興業が無くなった83年まで看板タイトルとしていきつづけた。 |
ミル・マスカラス | ロッキー・ジョンソン | フレッド・ブラッシー | クリス・マルコフ |
アメリカス・ヘビー級選手権 Bタイプ どこかWWA世界選手権の初代ベルトに似たレトロなデザインになっている。71〜74年頃まで使われた。当時はリベラ、トロス、マスカラス、ブラッシーといったロスの常連が激しくタイトル争奪戦を繰り広げていた。 |
ミル・マスカラス | キラー・コワルスキー | フレッド・ブラッシー |
ビクター・リベラ | ジョン・トロス | アーニー・ラッド |
アメリカス・ヘビー級選手権
Cタイプ
74年からごく短期間使用されたベルト。印象は薄い。
アーニー・ラッド | パンピロ・フィルポ |
パク・ソン |
ジョン・トロス |
ジョン・トロス&グレッグ・バレンタイン |
ポークチョップ・キャッシュ | レス・ソントン |
アメリカス・ヘビー級選手権 Dタイプ このベルトはAタイプとデザインこそ同じだが、かなりチープな仕上がりになっている。ベルトの部分もみどり、赤、ロディ・パイパーに至ってはタータンチェックのベルトに作り替えてしまった。この次期は猫の目のように王座が移動したが、基本的にはチャボ・ゲレロの黄金時代であった。タイプEのあとに復活。(79年ごろ) |
ルイ・チレー | インフェルノス2号 | ザ・ハングマン | ドクター・ヒロ・オオタ | ドリー・ファンク・ジュニア |
ケン・マンテル | ロディ・パイパー | パット・バレット | ウォルター・ジョンソン | エル・メディコ |
アメリカス・ヘビー級選手権 Eタイプ
77年頃に登場したベルトでNWA世界タイトルと同じ形状の台座にアメリカ大陸を掘り込んだもの。
ヘクター・ゲレロ | テキサス・レッド | チャボ・ゲレロ | マスクド・カナディアン | ムーンドッグ・メイン |
アメリカス・ヘビー級選手権 Fタイプ 80年代に登場した最後のベルト。小林邦明やグラン浜田も腰に巻いた。当時のロスは不況のどん底に沈みプロモーションは間もなく閉鎖の憂き目に遭う。 |
エイドリアン・ストリート | キッド・コビー |