ラッシャー木村の裏足四の字固め
2024.11.5 upload
ふつうの足4の字固めと違い、相手を裏返しにして締め上げる |
これは技に入る途中・・・この後完全に裏返して締め上げる * |
相手にお尻を向けて足を取り… | 相手の足を4の字型に組む | |
そして倒れ込んで… | ひっくり返して締め上げる |
ラッシャー木村の「3大幻の必殺技」と言えば、回転足四の字固めと、風車吊り、そしてこの裏四の字固めである。 この技はサンボから応用したものだと思われる。木村は昭和55年あたりから、この技を良くフィニッシュに使った。国際プロレス時代には、ライディー・タイラー、スティーブ・オルソノスキーとのIWA世界戦でこの技をフィニッシュに使っている。国際プロレス崩壊後、新日本プロレスに登場してからも時折使っていた。 連続写真をみてもわかるように、この技は入り方がややこしく、木村本人も手間取っていたほどである。相手に背を向けて足を絡めていき、倒れ込んで相手を裏返して締め上げるという技であった。かけ方がややこしいためか、木村もめったに使わず幻の技になってしまった。 *写真提供:HARU一番様、連続写真提供:ねひつじ様 |