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THE OUTSIDERS
COLLECTORS SERIES
COLLECTABLES COL-5686
お勧め度 ☆☆
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1.Time Won't Let Me 2.Was It Really
Real? 3.Girl in Love 4.What Makes You So Bad (You Weren't Brought Up That
Way) 5.Chase Away the Tears 6.Respectable 7.Lost in My
World 8.Backwards, Upsidedown ! 9.Lonely Man 10.Oh! How It
Hurts 11.Since I Lost My Baby 12.Help Me Girl 13.You Gotta
Look 14.I'm Not Tryin' to Hurt You 15.I'll Give You Time (To Think It
Over) 16.Don't Take Your Heartaches Out on Me 17.Gotta Leave Us
Alone 18.I Just Can't See You Anymore 19.I'll See You in the
Summertime 20.And Now You Want My Sympathy 21.Little Bit of
Lovin' 22.We Ain't Gonna Make It 23.Why Shouldn't I Have a Cry
Now 24.Think I'm Falling
25.Loving You |
アウトサイダース・・・と聞いて、今ではオランダのガレージバンドのほうが有名かもしれない。実際、外資系のCDショップに行っても、OUTSIDERSのコーナーには、オランダ版アウトサイダースのCDが我が物顔で並んでいる。こんな状況を見て「ちょっとまってくれ」といいたくなるのは私だけではあるまい。
そもそもアウトサイダースは、日本では不当な扱いを受けていた。日本でのデビュー・シングルのカップリングを紹介すれば、皆さんも納得するであろう。彼らの最大のヒットは「タイム・ウォント・レット・ミー」であることは皆さんもご存知だろう。当然日本でも、この曲でプッシュされたかと思いきや、デビュー盤はなんと「タイム〜」は「恋する乙女」のB面扱いだったのである。東芝という会社は非常に不可解なカップリングをすることで有名だが、これはあきらかに戦略ミスといえるだろう。
専門誌で名前の売れていた「タイム・ウォント・レット・ミー」をB面扱いにされた彼らは、それなりにレコードはリリースされたものの、結局日本ではブレイクせず。完全にB級グループの扱いを受けた。まぁ、アメリカでもB級だったのだが・・・。
彼らのサウンドの特徴はブラスの導入。代表曲の「タイム・ウォント・レット・ミー」は、その代表的なものである。もうひとつの特徴は、非常に聞き取りにくいリードヴォーカルにある。まぁ、変なほめ方だが。はっきり言って、一発屋に分類されるグループであるが、完全に語られることのないグループになりつつある今、「タイム・ウォント・レット・ミー」だけでも、もう一度聞いていただきたいグループである。 |