a) If You Gotta Make A Fool Of Somebody
b) Feel So Blue Columbia DB 7032 May, 1963
イギリスでのデビュー・ヒット。日本では唯一のアルバム「フレディとドリーマーズ登場」に収録され「恋の傷」という邦題がつけられていた。ハーモニカが印象的な三拍子のワルツ風ポップ。イギリスで3位のヒットとなった。
a) I'm Telling You Now
b) What Have I Done To You?
Columbia DB 7086 Aug, 1963
言わずと知れた彼らの出世作。ジェリーとペイスメーカーズの「恋のテクニック」を作曲したミッチ・マーレイとフレディの共作。この曲がアメリカでヒットし世界的な名声を得るようになる。全英2位の大ヒット。
a) You Were Made For Me
b) Send A Letter To Me
Columbia DB 7147 Nov, 1963
この曲はミッチ・マーレイの作品。日本では「君はぼくの君」の邦題が付いている。全英2位の大ヒットを記録。パントマイムもやっていたフレディの振り付けが滑稽である。しかしこれを嫌う人も多いのは事実。
a) Over You
b) Come Back When You're Ready
Columbia DB 7214 Feb, 1964
これまたゴキゲンなポップ・ナンバー。今までの曲の中では、完成度が高いと思うのだが、チャートでは13位で初めてトップ10入りを逃した。動画を見れば彼らの当時の人気振りが良く分かると思う。これだけ動いても正確な演奏をこなすドリーマーズの腕にも注目!
a) I Love You Baby
b) Don't Make Me Cry
Columbia DB 7286) May, 1964
ポール・アンカのカヴァーで16位にとどまった。日本では「リヴァプールの若者達」に収録され、これが本邦デビュー盤となっている。
a) Just For You
b) Don't Do That To Me
Columbia DB 7322 1964
ミッチ・マーレイの作品だが、ちょっとお子様向きすぎるきらいがある。チャートでも41位と振るわず。
a) I Understand
b) I Will
Columbia DB 7381 Nov, 1964
アイルランド民謡の「蛍の光」をめーすにしたバラードで、1954年にフォー・チューンズでヒットした曲のカヴァー。それまでB面にバラードを入れたことはあったが、バラードをA面に持ってきたのはこれが初めて。久々に全英5位のヒットになった。
a) A Little You
b) Things I'd Like To Say
Columbia DB 7526 Apr, 1965
オーケストラを導入したポップ・バラード。トム・ジョーンズの「よくあることサ」を作曲したゴードン・ミルズの作品で、哀愁が漂うメロディが良い。ビートグループ史上屈指の名バラードと筆者は評価している。26位のヒット。
a) Thou Shalt Not Steal
b) I Don't Know
Columbia DB 7720 1965
ディックとディーディーに同じタイトルの曲があるが、これは同名異曲のバラードである。日本では「リヴァプールの若者達 第3集」に「彼女をとらないで」の邦題で紹介された。44位どまりとなっている。
a) If You've Gotta Minute Baby
b) When I'm Home With You
Columbia DB 7857 1966
久々に彼ららしい軽快なポップ・ナンバーをA面に持ってきたが、初めてチャート入りを逃した。筆者は個人的にはなかなかの名曲で好きなのだが。B面はボサノヴァ風のバラードでこれもまた名曲。
a) Playboy
b) Some Day
Columbia DB 7929 1966
1966年になると、音楽シーンも様変わりし、いわゆるビートグループは次第にチャートから姿を消していったが、この曲もなかなかの歌曲であるにもかかわらずチャート入りを逃している。
a) Turn Around
b) Funny Over You
Columbia DB 8033 1966
A面はメロディーの美しいバラード、B面はポップな小曲だがこれもまったくヒットしなかった。映像はB面曲。
a) Brown and Porter's (Meat Exporters) Lorry
b) Little Brown Eyes
Columbia DB 8200 1967