TWWA認定世界タッグ選手権 パート 2 (44年)

 

 

国内タイトル戦一覧 (左が選手権保持者)
 
44年1月1日 宮崎県営体育館 61分3本勝負 ビッグ・ウィンター・シリーズ
○ 豊登&サンダー杉山 (2−1) アンドレ・ボレー&ロベルト・ガステル ●
杉山(体固め 20分55秒)ガステル
日本組(両軍リングアウト 3分20秒)外人組
   
44年2月4日 大牟田市体育館 61分3本勝負 ビッグ・ウィンター・シリーズ
○ 豊登&サンダー杉山 (2−1) アンドレ・ボレー& チーフ・ホワイト・ウルフ ●
ウルフ(体固め 2分38秒)杉山
杉山(体固め 2分11秒)ウルフ
豊登(体固め 3分14秒)ボレー

3本あわせてもたったの8分というスピード試合。TVマッチだったのであろうか?あまりにもあっさりし過ぎた世界選手権試合である。タイトルの権威が低いといわれたのもこの辺が原因かも・・・。

 
   
44年3月8日 新宿区体育館 61分3本勝負 国際ゴールデン・シリーズ
○ 豊登&サンダー杉山 (1−1) ダニー・リンチ& デーブ・ラール ●
日本組(両者カウントアウト 7分55秒)外人組
日本組(ノーコンテスト 1分38秒)外人組

欧州の流血王 ダニー・リンチの大暴走で無勝負試合となった。

 
   
44年3月10日 宮城県スポーツセンター 61分3本勝負 国際ゴールデン・シリーズ
○ 豊登&サンダー杉山 (2−1) アル・ホブマン& デーブ・ラール ●
ラール(逆さ押え込み 11分58秒)杉山
豊登(背骨折り 3分52秒)ラール
杉山(体固め 2分45秒)ホブマン
 
   
44年3月20日 岡山県営体育館 61分3本勝負 国際ゴールデン・シリーズ
○ 豊登&サンダー杉山 (2−1) ダニー・リンチ& デーブ・ラール ●
日本組(反則勝ち 19分12秒)外人組
日本組(両軍カウントアウト 5分20秒)外人組

王者コンビは防衛記録を25に伸ばす。このシリーズも全10戦ながらタイトルマッチが3回という乱発振りを見せている。相変わらずリンチの狂乱振りは凄まじかったようだ。

 
   
44年4月12日 熊谷市民体育館 61分3本勝負 ワールド選抜シリーズ
● 豊登&サンダー杉山(1−2)スタン・スタージャック&タンク・モーガン ○
モーガン(体固め 14分57秒)杉山
杉山(体固め 2分25秒)モーガン
外人組(反則勝ち 7分18秒)日本組

外人組の勝ちだが、反則が含まれているため王座の移動はなし。この判定を不服とした王者コンビはタイトルを返上。4月20日に王座決定戦が行われることとなった。

 
   
44年4月20日 名古屋市金山体育館 61分3本勝負 ワールド選抜シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−1) スタン・スタージャック&タンク・モーガン●
杉山(体固め 10分6秒)モーガン
モーガン(体固め 1分5秒)杉山
杉山(体固め 6分28秒)モーガン

日本組は豊登からラッシャー木村にスイッチしての王座決定戦。木村は欧州タッグ選手権と合わせタッグ2冠王となる。

 
   
44年4月23日 東京 板橋区体育館 61分3本勝負 ワールド選抜シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−1) ドリー・ディクソン&タンク・モーガン●
木村(体固め 17分36秒)ディクソン
ディクソン(エビ固め 5分28秒)木村
杉山(体固め 8分24秒)モーガン
 
   
44年5月3日 名古屋市金山体育館 61分3本勝負 ワールド選抜シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−0) ホセ・アローヨ&タンク・モーガン●
木村(体固め 10分19秒)アローヨ
杉山(体固め 4分7秒)モーガン
 
   
44年6月7日 銚子市体育館 61分3本勝負 ダイナマイト・シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−1) ジャン・ウィルキンス&ウィリアム・ホール●
杉山(体固め 9分5秒)ウィリアムス
ホール(体固め 9分4秒)木村
木村(逆片エビ固め 4分46秒)ホール
   
44年6月27日 足利市月見が丘学園会館 61分3本勝負 ダイナマイト・シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−0) ジャン・ウィルキンス&ダニー・リトル・ベア●
 
   
44年8月24日 名寄市営球場 61分3本勝負 ビッグ・サマー・シリーズ
○ サンダー杉山&ラッシャー木村 (2−1) スタン・ザ・ムース&ニキタ・マルコビッチ●
杉山(体固め 15分47秒)ムース
マルコビッチ(体固め 4分52秒)木村
木村(エビ固め 2分50秒)マルコビッチ

このシリーズから登場したIWA世界タッグ選手権を看板タイトルにするためか?TWWA世界タッグ・タイトルは自然消滅した。