未来日外国人レスラー名鑑 

 

キラー・コックス KILLER COX 
●175センチ、120キロ ●アメリカ出身
 1974年7月26日没
●NWA世界タッグ(サンフランシスコ地区)

本名はフレッド・プロスナー。写真を見れば分かるようにキラー・カール・コックスとは別人。キラー・カール・コックスとのコンビを解消したKOコックス(=ボブ・スウィータン)が、後釜としてスカウトしたレスラー。KOコックスがスウィータンに改名してからはフレディー・スウィータンのリングネームでも活躍した。カンサスやサンフランシスコで活躍、サンフランシスコではNWA世界タッグを獲得している。1974年7月26日没。

 

ギロチン・ゴードン GUILLOTINE GORDON
断頭魔 190センチ、120キロ
フランス・ピレネー地方 ネックハンギング

フランスのバスク地方の出身といわれたレスラーで、主にニューヨークを中心とした東部地区で活躍した。ギロチンのリングネームが表わすように相手の首をロープに押しつけ、ニードロップを首筋に落とすというギロチン殺法を得意とした。また、かなりの怪力で160キロあるゴリラ・モンスーンをネックハンギングでつるし上げ、ファンの度肝を抜いた。ギロチン・ゴードン時代は未来日に終わったが、ジ・エンフォーサに変身してから来日を果たしたものの、完全な期待外れのレスラーになっていた。

「来日全外国人レスラー名鑑」のジ・エンフォーサの項も見よ。

 

キャプテン・USA CAPTAIN USA
●203センチ、145キロ
●1948年 米・ペンシルバニア州ピッツバーグ出身
●テキサス・タッグ

1977年ごろにテキサスに登場した大型マスクマンで、ブル・ラモスとのコンビでテキサス・タッグを獲得。テキサスに留まらず、ワシントン、サンフランシスコ、オクラホマにも出没した。その正体は変身魔のビッグ・ジョン・スタッドであった。

「来日全外国人レスラー名鑑」のビッグ・ジョン・スタッドの項も見よ。

 

キャプテン・エド・ジョージ CAPTAIN ED GEORGE
●180センチ、112キロ
●1950年6月 米・ミシガン州出身
●NWA世界タッグ(デトロイト版)

1980年頃にデトロイトの試合に出場していた選手で、日本にはグラビアで1度紹介されただけでほとんど無名だったが、その正体はザ・シークの息子であるエドワード・ジョージ・ファーハット・ジュニアであった。息子をザ・シーク・ジュニアとして売り出さなかったあたり、ザ・シークの厳しさが現れているようだ。残念ながらレスラーとしては大成せず。

 

キング・パーソンズ KING PARSONS
●黒い電光 ●186センチ、103キロ
●1952年 米・ミズーリ州セントルイス出身
●パシフィックノースウエスト・タッグ、ミッドアトランティック・タッグ、アメリカン・ヘビー、アメリカン・タッグ、WCCW・TV
学生時代はアマレスとフットボールで鳴らし地元でプロレス入り。地元の中西部地区では鳴かず飛ばずの状態が続いたが、ダラスに登場してからはアイスマンの愛称で人気が爆発した。当時のルートを考えると全日本、新日本にそれぞれ来日のチャンスがあったが、結局お呼びはかからなかった。平成にはいって大日本プロレスに来日。(情報提供:亜細亜超特急氏)