未来日外国人レスラー名鑑 カ
カール・フォン・ブロック → ロック・ハンターを見よ
カール・フォン・クレイマー KARL VON KRAMER |
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1950〜70年代にフランスやイギリスで活躍したレスラーで、名前から察するにドイツ系のようである。写真を見る限りはかなりの老齢である。ジャック・ランドなるリングネームではブライアン・グローバーというレスラーとコンビを組んでいたようである。 |
カール・フォン・ブラウナー KARL VON BRAUNER |
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本名はダグ・ドノヴァン。ソウル・ワインゲロフにマネージメントされ、最初にナチ・ギミックをプロレス界に持ち込んだ第一人者といわれている。「兄弟」のクルトとのコンビで活躍したが、クルトが引退したあとはクルト・フォン・ストロハイムをクルト・フォン・ブラウナーに改名させて、新ブラウナー兄弟として活躍した。晩年は太平洋岸で活躍しインベーダーズ、インフェルノス1号などマスクマンに変身することが多かった。なぜか日本には縁がなかった。2009年7月5日永眠。 |
カウボーイ・カールソン COWBOY CARLSON |
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本名はオービル・リー・カールソン。1950年代に活躍した選手で、ジョージア、テキサスなど南部で暴れていた。テキサスではテキサス・ジュニア・ヘビー級王座も獲得している。1963年に一度引退し、モンタナ州で牧場を経営していたが、1971年になって現役に復帰。しかしたいした活躍は出来なかった様だ。1996年に死亡。 |
カウント・バーテリー
COUNT
BARTELLI |
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本名はジェフ・コンディフィ。アマレスをへてプロレス入り。元々はマスクマンだったようだがケンドーナガサキに敗れて素顔に。スープレックスではヨーロッパ一の腕前だったといわれている。1969年当時ビル・ロビンソンをのぞけばイギリスで最強と呼ばれたといわれている。 |
カオス KAHOZ |
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本名はアルベルト・エルナンデス。アストロ・レイの変身。1982年ごろに「最後の怪奇派」として日本にも紹介されたメキシコのマスクマンで、この世を去った名レスラーを自分の体に乗り移らせて戦うというギミックで人気を呼んだ。普段は古びた協会に住んでいたというから、怪奇派としてのムードは満点であった。平成3年にWINGに来日した。 アストロ・レイの項も見よ。 |
カベルナリオ・ガレント CAVERNARIO GALINDO |
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本名はランドルフォ・ガリンド・ラミレス。1960年代中盤にテキサスの怪奇派好きで知られるプロモーター モーリス・P・シゲールがザ・ケーブマンとして売り出したことでも知られるレスラーで、カベナリオ・ガレントとは「洞窟の獣人」という意味。人間の言葉を理解せず、控え室では鎖に繋がれ、リングに登場するとゴングの音に反応して戦闘体勢に入るといわれた。メキシコに帰ってからは脳腫瘍が発見され、あと寿命が5年との告知を受け、さらに狂暴になったという。 |
ガラガー兄弟 → ドク・ガラガー、マイク・ガラガーの項を見よ
カルロス・マタ CARLOS MATA |
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1976年ごろにロスに登場したレスラーで、ラウル・マタの実弟。兄とのコンビでアメリカス・タッグを獲得。1978年6月9日には藤波辰巳が保持していたWWWFジュニア・ヘビー級選手権に挑戦して大善戦したが、オーバー・ザ・トップ・ロープで反則負けとなった。1982年代ごろまでロスで活躍したが、未来日のまま終わった。 |
カルロス・ローチャ CARLOS ROCHA |
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1977年にカナダに登場したレスラーで、ポルトガル選手権者を自称しそのベルトを巻いていた。写真からもわかるようにかなりのベテランで、老獪なファイトでカルガリー地区のレスラーを翻弄したという。1977年の春にはWWWF王者のスーパースター・ビリー・グラハムにも挑戦している。(情報提供:クライベイビー氏) |