未来日外国人レスラー名鑑 

 

チーフ・サンダーバード CHIEF THUNDERBIRD
1960年代末期にイギリスで活躍していたインディアンレスラー。カナダ出身のサンダーバードは1930〜40年代に活躍していたというから、このサンダーバードは2代目ということになろう。

 

チーフ・ブラック・ホーク CHIEF BLACK HAWK
ゴングの昭和45年10月号のカラーピンナップで紹介されてレスラーだが詳細は不明。

 

チーフ・リトル・イーグル CHIEF LITTLE EAGLE
●180センチ、109キロ ●米・テキサス州出身
●テキサス・タッグ、ガルフコースト・ヘビー、インターナショナル・タッグ(ジョージア版)、NWA世界タッグ(ジョージア版)
アメリカインディアンの闘士で、若さと馬力にものをいわせて突進するラフ・ファイター。テキサスを主戦場にして暴れている。

 

チェーン・ギャング → ジャック・ダルトン、フランク・ダルトンの項を見よ

 

チノ・チョウ CHINO CHOU
●亀男 ●178センチ、98キロ
●メキシコ出身
●アメリカス・ヘビー、アメリカス・タッグ
1960年代から1970年代にメキシコで活躍した正統派レスラーで、背中が硬く変質しているところから、それを甲羅に例えて「亀男」と呼ばれた。1980年代にはローカルをサーキットしていたが、ロスに登場しアメリカス・ヘビー級選手権を獲得し、オールドファンを驚かせた。

 

チャーリー・クック CHARLEY COOK
●黒い雷鳥 ●190センチ、120キロ
●米・ジョージア州カルホーン出身
●アーカンソー・ヘビー、フロリダ・ヘビー、WWCカリビアン・ヘビー
昭和50年代中盤からよく海外情報でその名を確認できた選手。ボボ・ブラジルにあこがれていたというが、プロ野球選手を経てプロレス入りしたという経歴もブラジルと同じ。ルイジアナをはじめとする南部いったいをサーキットしていたが、なかなか芽が出ず、フロリダに遠征した際に、スキップ・ヤングと出会い心機一転。なんとドリー・ファンク・ジュニアを倒すまでに成長した遅咲きのレスラー。しかし日本に来日の話は出ず。恐らくでくの坊だったのだろう。

 

チャック・オコーナー CHUCK O'CONNER
●黄金の大鷲 ●203センチ、145キロ
●1948年2月19日 米・カリフォルニア州ロサンゼルス出身(ペンシルバニア州ピッツバーグ出身説もあり) 1995年3月20日没
●WWA世界タッグ(インディアナ版)、WWWFタッグ、テキサス・タッグ、アメリカン・ヘビー(ダラス版)、北米ヘビー(ハワイ版)、ミッドアトランティック・タッグ、南部ヘビー(テネシー版)、カナディアン・ヘビー(トロント版)、EWU世界スーパーヘビー
ビッグ・ジョン・スタッドのデビュー当時のリングネーム。キラー・コワルスキーの指導を受けてWWWFエリアに登場。MSGにも頻繁に出場した。このあとコワルスキーとともに黒覆面を被ってエクスキューショナーズを結成し、WWWF世界タッグを獲得している。

来日全外国人レスラー名鑑のビッグ・ジョン・スタッドの項も見よ。

 

チョイ・サン CHOI SON
韓国の龍 178センチ、102キロ
韓国出身
●USタッグ(トライステート版)、アメリカス・ヘビー
1970年代中盤にトライステーツ地区、さらにロスに出現した韓国人レスラーで経歴は不明。虎と龍の刺繍の入った胴着を着てファイト。石頭が自慢でイスで頭を殴らせてはイスを壊したり、腹の上にジープを走らせるというパフォーマンスで人気を得た。ロスには韓国人も多く根強い人気を獲得した。