オープンタッグ選手権大会 昭和52年

総当たりリーグ戦を行ない、最高得点チームを優勝とする。

○ フォール、ギブアップ勝ち、☆リングアウト勝ち、◇反則勝ち、□不戦勝(各2点)、△ 時間切れ引き分け(1点)、▲ 両者リングアウト、●★■◆ あらゆる負け(0点)

参加チーム:ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組、ラッシャー木村&グレート草津組、大木金太郎&キム・ドク組、マイティ井上&高千穂明久組、ロッキー羽田&天竜源一郎組、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組、アブドーラ・ザ・ブッチャー&ザ・シーク組、ザ・デストロイヤー&テキサス・レッド組、ビル・ロビンソン&ホースト・ホフマン組

 

  馬場
国際
韓国
混合
羽田
ファ
ンク
凶悪
覆面
欧州
得点
馬場&鶴田 13
木村&草津
大木&ドク
井上&高千穂
羽田&天龍
ファンクス 14
ブッシャー&シーク 12
デスト&レッド
ロビンソン&ホフマン

 

ザ・ファンクスが優勝。

総評 : チャンピオン・カーニバルと並ぶリーグ戦として当時はタブーとされていたタッグ・リーグに全日本が本格的に取り組むための、テスト・ケースとして行われたシリーズ。中々豪華なチーム編成だが、井上・高千穂組、羽田・天竜組には、果して参加資格があったかどうか?外人チームの顔ぶれも、常連外人による編成の為、フレッシュさにかけた。しかし、シリーズ的には成功をおさめ、タッグリーグ戦は成功しないという、ジンクスを破った。また、ファンクスとブッチャー&シークという、全日本の看板抗争がここで始まった事も、全日本にはプラスとなったといえよう。