ザ・シークのボールペン攻撃！

　凶器攻撃といえばなんと言ってもザ・シークのボールペン攻撃だ。私がシークを見始めた昭和５０年代には自家製？の白い棒状の凶器を使っており、プロレス大百科などに載っていたボールペン攻撃をいうのは知らない世代だ。今回、この項を作成するにあたり資料を調べてみたら、本当にボールペンを使っていたようである。これはあらかじめ用意していたものではなく、放送席や本部席から強奪していたようだ。

　しかしこの棒状の凶器を使いこなすにはかなりの熟練を要するのではないだろうか？何せ相手が動いて目を突こうものなら、相手は即失明という惨事になりかねない。しかしシークが相手の目を突いてしまったという話は聞いたことがない。やはりシークのボールペン攻撃も名人芸と呼んでもいいと思う。シークの弟子であるブッチャーはさらに太い金属性の棒をとく凶器に使っていたが、筆者にはやはり先のとがったボールペンに恐怖を覚える。


これは黄色のボールペン！		晩年は白い棒状のものを使っていた。