強烈!ブリキバケツ攻撃!

2003.4.15 update

飛び散る水しぶき!

 

 新コーナーである「反則攻撃図鑑」の第2回は、これまた昭和ならでわの反則攻撃「ブリキバケツ攻撃!」です。若いファンの為に解説すると、昭和時代、セミファイナル、メインエベントはほとんどの場合が3本勝負だった。3本勝負の場合はインターバルの間に選手がうがいもしくは給水するために、ビール瓶に入った水と、うがいした水を吐き出す為のブリキ製のバケツが用意されていた。よって、写真に写っている水しぶきはうがいして吐き出した後の水なわけで、ある意味ばっちぃ反則攻撃といえよう。

 3本勝負がなくなった今ではバケツなど用意されていないだろう。このブリキバケツ攻撃は絶滅してしまった反則攻撃なのである。第一ブリキ製のバケツが珍しい。プラスチックのバケツで叩いても全く説得力はない。金属であるブリキのバケツがへっ込むからこそ説得力があるのだ。