村崎 鬼三 Onizo Murasaki
 デビル紫 Devil Murasaki

村崎鬼三時代

(撮影:HARU一番様)
  ■ニックネーム:悪魔仮面
■本名:村崎 昭男
身長・体重:178センチ、100キロ
生年月日:1942年4月30日 (2017年10月23日没)
■出身地: 大阪府大阪市出身
得意技:エルボードロップ
■主要タイトル:
 インターナショナル・タッグ(カリガリー版)

■所属団体:国際プロレス
 
 海上自衛隊を除隊後の昭和42年に国際プロレスに入門。一時は村崎鬼三を名乗ったが、デビル紫に落ち着く。昭和47年にテネシーに遠征、大位山勝三とのコンビで活躍。この後WWA、カナダ・カルガリーをへて、メキシコへ。その後、南米各地をサーキット。各地でトップヒールとして活躍する。

 カルガリーで大剛鉄之助が足を失った事故の責任を感じ、顔を隠すためにマスクをかぶったといわれていたが、これは間違いで、昭和50年にスペインに転戦した際に自分の意志でマスクマンに変身した。

 昭和51年10月に凱旋帰国。寺西勇のIWA世界ミッド・ヘビー級王座に挑戦するなど注目を集めるが、その後は同じマスクマンのマッハ隼人の台頭などもあり尻すぼみになる。

 昭和55年に引退して国際プロレスの営業部員となったが、崩壊間際にはマスクをつけてレフェリーも勤めた。正体の割れている日本人レスラーがマスクマンに転向した最初のケースだと思われる。

 2017年10月23日、食道がんのため逝去。