前溝 隆男 Takao Maemizo
  ■本名:前溝 隆男
生年月日:1937年8月
■出身地:トンガ出身
■所属団体:国際プロレス
 
 トンガ出身で日本人とトンガ人のハーフ。昭和27年に大相撲の三保ヶ関部屋に入門。増錦の四股名で幕下まで昇進した。

 大相撲廃業後はプロ野球選手を目指し高橋ユニオンズの入団テストを受けるが球団の買収騒ぎで入団ならず。

 さらにはプロボクサーに転進して全日本ミドル級王座を獲得。その後、プロボウラーを経て国際プロレスでレフェリーを務めたという波乱万丈の人生を送った人物。

 キビキビしらレフェリングが特徴だったが、外人の反則には非常に甘かった。彼の経歴については沢木耕太郎著「王の闇」に詳しい。