ダン・ミラー Dan Miller
 ブルー・シャーク (*) Blue Shark

(撮影:花園えびす様)

昭和44年来日時

ブルー・シャーク(撮影:HARU一番様)
  ■ニックネーム:美獣、弾丸男
■本名:ダニエル・ミラー
身長・体重:181センチ、111キロ
生年月日:1934年(2016年6月6日没)
■出身地:米・オハイオ州フレモント出身
得意技:スープレックス
■主要タイトル:
 アジア・タッグ(日本プロレス)
 カナディアン・タッグ(バンクーバー版)
 インターナショナル・タッグ(カルガリー版)
 WWWF・USタッグ
 NWA世界タッグ(デトロイト版、テキサス版)
 テキサス・ヘビー
 イースタンステーツ・ヘビー
 北米ヘビー(トライステーツ版)
■来日回数:6回
■参加シリーズ:
 35 4(日) 第2回ワールド大リーグ戦
 35 5(日) プロレス選抜戦(残留)
 42 4(日) 第9回ワールド大リーグ戦
 44 8(日) 第二次サマー・S
 47 1(国) 新春パイオニア・S
 48 8(全) ワールド・チャンピオン・S
 51 2 (全) エキサイト・S (*)
 
 ビル、エド、ダンのミラー3兄弟の末弟。兄のダンやエドよりは一回り小柄だったが、実力は兄達に迫るものを持っていた。ハンサムなマスクで「美獣」のニックネームで人気を博した。初来日の「第2回ワールド大リーグ戦」では、好成績を挙げ、フランク・バロワとのコンビでアジア・タッグ王座決定戦に出場し、力道山&吉村道明組を破り、見事にこれを獲得している。昭和44年の来日ではなぜかザ・レモラとおそろいの覆面を着用して来日した。

 昭和51年にはマスクを被ってブルー・シャークなるリングネームでデストロイヤーの覆面10番勝負の相手を勤めたが、空港でマスクを手渡されてブルー・シャークとしてファイトするように依頼され面食らったという。しかし、マスクは嫌いではないようで、アメリカでもマスクをつけていたことが多かったようである。彼の場合アマレス時代のキャリアが原因で素顔では思い切った反則をできないので、マスクを被っていたようだ。兄のビル・ミラーもマスクが好きだったので、これは家系なのかもしれない。

 2016年6月6日、老衰のため逝去。