サンダー・コバックス Sandor Kovacs
  ■ニックネーム:雷男
■本名:サンドー・コバックス
身長・体重:181センチ、105キロ
生年月日:1915年7月7日(2004年6月30日没)
■出身地:ハンガリー出身
得意技:レッグブリーカー
■主要タイトル:
 ハワイ・タッグ
 USタッグ(シスコ版)
 インターナショナル・タッグ(カルガリー版)
 カナディアン・タッグ(バンクーバー版)
■来日回数:1回
■参加シリーズ:
 45 2(日) ダイナミック・S
 45 2 (日)アイアンクロー・S(残留)
 
 来日時はキャリア20年のベテランで、ハワイ、サンフランシスコといった太平洋岸のマーケットを主戦場としており、海外武者修業中の力道山や遠藤幸吉と闘った事もあるという。当時アメリカではレフェリーとしてリングに上がることも多かったようだ。シングル・プレーヤーとしてよりもツアナ・ヤンダーなる選手とのタッグでの実績の方が上回っていた。バンクーバーではジン・キニスキーと共にプロレス団体を運営しブッカーを務めた。
 昭和55年の全日本プロレス「新春ジャイアントシリーズ」に参加が予定されていたが、キャンセルしている。この時の宣伝写真は、同じくシリーズ参加が決定していたブルーザー・ブロディそっくりの風貌に変身していた。経歴はコバックスのものに間違いなかったが、年齢を考えるとこのときのコバックスは別人だったように思われる。サンダーではなく、サンドーが正しい発音らしい。