コシロ・バジリー(*) Khosrow Vaziri
 アイアン・シーク
The Iron Sheik

コシロ・バジリー時代(撮影:花園えびす様)

(撮影:HARU一番様)
  ■ニックネーム:鋼鉄怪人
■本名:コスロー・アリ・ヴァジリー
身長・体重:185センチ、119キロ
生年月日:1938年3月15日
■出身地:
イラン・テヘラン出身
得意技:キャメルクラッチ、サイドスープレックス
■主要タイトル:
 英連邦ヘビー(ニュージーランド版)
 パシフィックノースウエスト・タッグ
 ミッドアトランティック・ヘビー
 カナディアン・ヘビー、同タッグ(トロント版)
 WWFヘビー
 WWF世界タッグ
■来日回数:4回
■参加シリーズ:
 49 4(新)第1回ワールド・リーグ戦(*)
 51 5(全) NWAチャンピオン・S (*)
 55 2(新)ビッグ・ファイト・S
 57 3(新)第5回MSG・シリーズ
 
 イランではアマレスの神様的存在。カール・ゴッチの推薦でプロ転向すぐに新日本プロレスの「第1回ワールド大リーグ戦」に初来日。しかしゴング誌では「セミプロという感じ」という辛口批評を受けている。体格も実際は90キロそこそこで体力負けしたようだ。この後、AWAのレスリング学校のコーチをつとめボブ・バックランド、リック・フレアーらを指導した。

 アイアン・シークに変身(グレート・ハッサン・アラブというリングネームも使い分けていた)してからは、反則一辺倒のファイト・スタイルでファンの憎悪を買ったが、ゴッチが太鼓判を押したテクニシャンの片鱗を見せ、単なる悪党ではない事を垣間見せた。

 アメリカではWWF地区に転戦してから悪党人気が爆発。遂にはかつての弟子であるバックランドを破りWWF王座も獲得。ホーガンとも長らく抗争を展開しMSGを満員に出来る超売れっ子となった。

 一時麻薬所持で逮捕されたが、現在もインディーで細々もマットに上がっているとか。