アーニー・ラッド Ernie Ladd 

(写真提供:Dr.Hiro様)
  ■ニックネーム:毒グモ
■本名:アーネスト・L・ラッド
身長・体重:204センチ、148キロ
生年月日:1938年11月29日(2007年3月10日没)
■出身地:
米・ルイジアナ州レイビル出身
得意技:スパイダーキック、ネックハンギング・ツリー
■主要タイトル:
 テキサス・ヘビー
 NWF世界ヘビー
 アメリカス・ヘビー
 WWC北米ヘビー
 北米ヘビー(トライステート版)
 USヘビー(デロトイト版)
 南部ヘビー(フロリダ版)
 WWA世界ヘビー、WWA世界タッグ(インディアナ版)
■来日回数:3回
■参加シリーズ:
 45 9 (日)第1回NWAタッグリーグ戦
 49 10 (新)【特】闘魂S 第2弾
 55 7 (全)サマー・アクション・S
 
 フット・ボールから転身した選手で、当初は地元のテキサスで正統派レスラーとして鳴らし、テーズの世界タイトルにも挑戦して脚光を浴びたが、1960年代の末からヒールに転向。「毒グモ」のニック・ネームで全米でもトップクラスの悪役となった。

 初来日の「第1回NWAタッグ・リーグ戦」では、馬場との巨人対決が期待されたが、膝を故障しており実力の半分もだせぬまま帰国した。

 日本のファンにその実力を知らしめたのは、クリーブランドでの猪木とのNWF世界戦。地方ルールの為、地元のレスラーが割を食った珍しいケースとなった。ほとんどのエリアではヒールとしてファイトしていたが、NWF地区ではベビーフェイスだったようである。

 しかし日本のマットはよほど肌に合わなかったようで新日本プロレスに来日し札幌で猪木のNWF王座に再挑戦した際も精彩がなかった。これは札幌の寒さのせいだといわれている。全日本プロレス登場時は、かなりウエイトアップしており、完全に全盛期を過ぎていた。結局、日本では本領を発揮できずに終わったといってよかろう。ただし豪快なネックハンギングは素晴らしかった。