高校時代はケンカに明け暮れ、マッドドッグ・バションにスカウトされてプロレスラーになり、モントリオールでデビュー。この手のエピソードは多いが、一体バションは何人スカウトしたのだろうか? しかしゴングの紹介記事ではジャック・ルージョーにスカウトされたとかかれている。当時の国際の招聘ルートから考えるとバション派(グランプリ)のリングに上がっていたと見るのが妥当のように思える。
カナダだけでなく、プエルトリコ、ドイツにも遠征経験があったようだが、若干20歳で国際プロレスに初来日するもキャリア不足(2年)を露呈し、開幕戦でミスター・セキ(ミスター・ポーゴ)のフライング・ソーセージで押しつぶされた。結局まったくいいところなく帰国。1978年ごろにはジャック・ロジャースのリングネームでフロリダに出現したがここでも前座に甘んじていた。 |