1973年の秋頃にに登場した6代目のベルト。中央のプレートの形状は5代目と同じだが、鷲の形が異なり、組み合うレスラーもデザインされている。モラレスが巻いていたものには、「Pedro
Molares」と名前が掘り込まれ、星条旗と文字が赤く塗られている。
このベルトは、スタン・スタージャックからブルーノ・サンマルチノに渡る段階で、モラレスの名前が削られた新バージョンが登場。ベルト部分の色も赤から黒に変わっている。
その後、王座はスーパースター・ビリー・グラハムを経て、ボブ・バックランドに受け継がれるが、ベルトは数回作り替えられ、黒、ブルーのバージョンもあった。アントニオ猪木が巻いたベルトは、薄い藤色だった。
1978年にWWWFからWWFに改称したが、ベルトにはWWWFと刻まれたままで、変更されることはなかった。
このデザインのベルトは、1982年12月にスーパースター・ビリー・グラハムがボブ・バックランドとのTVマッチ終了後にベルトをフロアにたたきつけて破壊したのを最後に封印された。 |