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ジェリーとペイスメーカーズ日本盤ディスコグラフィー | |||||||
a) ユール・ネバー・ウォーク・アロン You'll Never Walk Alone (Rodgers-HemmersteinII) 2'39" b) プリテンド Pretend (Douglas-Parman-Lavere) 2'25"0" |
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発売元:東芝音楽工業株式会社 レーベル:Odeon レコード番号:OR1301 発売年:1965年8月5日 解説:橘忍 定価:370円 録音:モノーラル レア度 : ☆☆☆☆ ジェリーとペイスメーカーズの日本でのラスト・シングル。日本でのラスト・シングルはファースト・アルバムからのシングルカットで、日本独自のカップリングだった。アメリカでのヒットに乗じて発売されたようだ。 A面はミュージカル「カルーセル(回転木馬)」のためにリチャード・ロジャーズとオスカー・ハマースタイン2世が書いた曲。ミュージカル内で歌唱される際の邦題は「人生ひとりではない」、パット・ブーンのバージョンには「淋しくないはず」。当初はジョン・レノンとポール・マッカートニーの書いた「ハロー・リトル・ガール」をイギリスでの3枚目のシングルとして発売する予定でレコーディングも行われたが、ジェリーがこれに難色を示し、デビュー前からレパートリーにしていたこの曲をシングルにすることを主張したという。1963年7月2日、同年9月5日にレコーディングされた。イギリスでは「It's All Right」とのカップリングで1963年11月にリリースされ1位を獲得。デビュー盤から3曲連続でチャートの1位を獲得したアーティストは当時ジェリーとペイスメーカーズが初めてだった。 オーケストラをバックにジェリーが歌い上げる壮大なバラード。リヴァプールFCはビートルズの「She Loves You」をアンセムにしていたが、この曲が4週連続1位になると「She Loves You」に代わり、この曲をアンセムとして歌い継いだ。リヴァプールFCのエンブレムにも「You'll Never Walk Alone」の文字がデザインされている。 アメリカでは1964年1月にイギリスと同じカップリングでリリースされたがヒットせず。1964年6月には「How Do You Do It?」のB面として再リリースされたが、この時もヒットせず。1965年5月に「Away From You」をB面にして3度目のリリースでようやくヒット。48位を記録した。 B面は1953年にナット・キング・コールがヒットさせた曲。ジェリーとペイスメーカーズはアップテンポなロックンロール風にアレンジしている。1963年5月1日にレコーディングされイギリスでのデビュー・アルバム「How Do You Like It?」に収録された。アメリカでは「Ferry Cross The Mersry」のB面として1965年1月にリリースされている。オーストラリアでは「Here's Hoping」とのカップリングでA面でリリースされ17位のヒットになっている。ドイツでも「Why Oh Why」とのカップリングでA面としてシングル発売されたようである。 解説は橘忍氏によるものだが、「恋は美しく」のライナーとほとんど同じ内容。スリーブの裏面に人気投票の投票券が印刷されている。このシングルも非常にレア。オークションにもほとんど出品されない。赤盤の存在は未確認。 |
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