アニマルズ日本盤ディスコグラフィー | |||||||
a) 孤独の叫び Inside-Looking Out (J&A Ramax-Burdon-Chandler) 3'48'' b) アウトキャスト Outcast (Campbell-Johnson) 2'59'' |
|||||||
発売元:キングレコード株式会社 レーベル:London レコード番号:TOP1030 発売年:1966年4月1日 解説:朝妻一郎 定価:370円 録音:モノーラル レア度 : ☆ 日本での8枚目のシングルで英盤と同じカップリング。(米盤のB面は「You're On My Mind」)。イギリスではDeccaに移籍したため日本での配給元がキングレコードに代わりLondonレーベルから発売された。グループ名も「ジ・アニマルズ」と表記されるようになった。プロデューサーもミッキー・モストからボブ・ディランやサイモンとガーファンクルを手がけたトム・ウィルソンに代わっている。またこの曲のレコーディング後、間もなくドラムのヒルトン・バレンタインが脱退している。 A面の原曲はC.B.とアックス・ギャングが作曲したとされる「Rosie」という刑務所労働歌でアニマルズは1965年にBBCで演奏している。この曲の歌詞をかえたのが「孤独の叫び」で、アニマルズのシングルでは、「Rosie」を発掘し採譜したジョンとアラン・ロマックス親子とアレンジ、歌詞を書き換えたエリック・バードンとチャス・チャンドラーがクレジットされている。筆者の意見では、第1期アニマルズの最高傑作。特に「エド・サリヴァン・ショー」出演時のライブ演奏は最高である。イギリスで12位、アメリカで34位のヒットを記録した B面はファズ・ギターが効果的に使われたアップテンポのR&Bナンバー。1964年に黒人男性デュオのエディ&アーニーがリリースした曲のカバー。 このシングルも比較的入手は容易。蛇足だがキングレコードのジャケットデザインはセンスが良い。 |
|||||||