アニマルズ日本盤ディスコグラフィー 
 
アニマルズ誕生!IN THE BEGINNING THERE WAS EARLY ANIMALS

a) 君を恋したい I Just Wanna Make Love To You (Dixon) 3'46''
  ブン・ブン Boom Boom (Hooker) 3'49''
b) ビッグ・ボス・マン Big Boss Man (Dixon-Smith) 3'45''

  プリティー・シング Pretty Thing (McDaniel) 2'38''

 

発売元:キングレコード株式会社
レーベル:London
レコード番号:17M103
発売年:1966年4月
解説:オリジナル版の解説を和訳したもの
定価:500円
録音:モノーラル
レア度 : ☆☆☆

 イギリスでリリースされた「IN THE BEGINNING」の日本盤で、デビュー以前にDECCAに残したデモテープを音源としている。ジャケットのイラストはイギリス盤のものを流用しているがデザインは異なる。

A-1 「君を恋したい」はウィリー・ディクスンが書いたブルース。マディ・ウォーターズが最初に録音した。ローリング・ストーンズも録音している。ストーンズ版の邦題は「恋をしようよ」。アニマルズはエッタ・ジェームスのバージョンを参考にしている。

A-2 「ブン・ブン」はColombiaでもレコ―ディングしているいわば十八番。アレンジはほとんど変わらないがどぎつい歌詞のまま歌っている。

B-1 「ビッグ・ボス・マン」は黒人歌手ジミー・リードが1960年にリリースしたブルース・ナンバー。エルヴィス・プレスリーもカバーしている。アニマルズはリードのバージョンをアップテンポのにして歌っている。

B-2 「プリティー・シング」は1955年にボー・ディドリーがヒットさせた曲。原曲はボー・ディドリー・ビートにのって歌われているが、アニマルズはハープをフィーチャしたアレンジで歌っている。エリック・バードンはボー・ディドリーの大ファンで彼をたたえたずばり「ボー・ディドリー」という曲も書いている。

 アニマルズのアナログ盤のなかでも一番入手困難なレア盤である。

 
 
 
 
 
  
 
  

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